木工家具デザイナー・ジョージ ナカシマデザイン、ウォールナット無垢のダイニングチェア「ニューチェア」に肘掛けを付けて、座面と背もたれの長さを一回り大きいサイズにしたのがこちらの「ニューチェアアーム」です。背もたれの高さが特徴的で、中国の明王朝の椅子と比較されたこともあったようです。肘掛け付きなので、ゆったりとお座りいただけます。
ジョージ ナカシマの椅子のデザインを特徴づける、椅子の背もたれの部分に並ぶハープの弦のような細長く美しい木のスピンドル(背棒)は、熟練した職人の手仕事により、鉋(かんな)で一本一本削り出されます。真ん中が太く張り出し、上下に向かって細くなっています。ナカシマのこころを受け継いだ桜製作所の職人の誠実な手仕事です。
ウォールナット無垢材を奢って職人技により丁寧に作られたその佇まいは、モダンでハイエンドなダイニング空間を演出します。
この棒の丸く張り出した部分が一本一本背中に当たると、クッションとはまた異なる心地よさを感じます。 この背棒部分の素材は、テニスラケットや、野球のバット、スキー板にも使われる、非常にしなやかで、粘りのあるタモ材です。
また、笠木(背もたれの頂部)の厚さが薄く、全体のプロポーションの美しさに貢献しています。座面は、お尻の形にあわせて微妙なカーブをつけることで、座り心地の良さにもこだわりました。
脚は中心に近い位置で斜めに下りていて、支点の位置は荷重を支える限界のところで設定されています。この構造は、座面と脚部分にかかる力のバランスを綿密に考慮し、家具としては非常に頑丈な組立て方で、かつ、ウォールナット無垢一枚板の存在感を引き立てるデザインになっているのです。
非常にシンプルなデザイン、かつモダンで格調高い佇まいの「ニューチェア」は、コーディネイトがしやすいのが特徴です。ダイニングチェアとして、肘掛けなしの「ニューチェア」と組み合わせてコーディネイトするのもおすすめです。

W630×D600×H990/SH440mm(SH:座面の高さ)

8kg

ブラックウォールナット無垢材、タモ材
オイル仕上げ


桜製作所(香川県高松)